お店を開業が完了した後、ずっと続けていかなければならないことがあります。
それは店舗集客です。何もしなければお客様は基本的にはきてくれません。
最初のオープニングのときは友達や知り合いがきてくれるかもしれませんが、毎日となると現実的ではありません。
売上をつくっていくためには既存の顧客以外にも新規のお客様を獲得することが必須の条件となり、この集客がうまくいかずお店を畳んでしまうという事例もあります。
逆いいえばこの集客さえ成功すれば安定した顧客の獲得ができるので今回はこの店舗集客の方法を是非参考にしてください。
目次
店舗集客の方法について
店舗の集客をする方法は様々な方法あります。
その中でも可能な限り費用を抑えて、費用帯効果のあった集客をしたいですよね。
直近の店舗集客の動向として、現在はインターネットの普及により口コミや検索、SNSによる集客がメインとなりつつあります。
スマートフォンが普及したことで、テレビや看板、チラシよりこれらのネットワークを活用することが当たり前の時代です。
2021年の現在はGoogleマイビジネス以外にもGoogle Mapsを活用して店舗の情報がわかり、お客様が現在いる位置から近いお店を検索が非常にしやすい時代です。
そのためこのマップを活用して集客をいかにしていくのかというのもポイントとなるでしょう。
売上の上がる集客方法
集客をするためには大量の広告費用を使って集客をする時代ではなくなっています。一昔前ならTVのCMを使えば爆発的に売上が上がる時代になっていましたが、現在は消費者の目も肥えてきて、他の競合と比較した上で決めるということが基本となっています。
そしてお客様が来たくなる情報を用意する必要があるのでポイントごとに紹介をします。
クオリティマーケティングを極める
クオリティマーケティングは皆さんご存知ですか？
集客をするためにはたくさんお金をつかって広告をたくさんだせば集客をすることができると思っている方はその考え方をまずは改めるようにてください。
クオリティマーケティングは、広告費用をあまりかけずにコンテンツを提供しファンを獲得していく手法となります。
クオリティマーケティングの代表例として
インスタグラムなどのSNSの活用、SEO対策（Google検索）。MEO対策（Googleマイビジネス・Google Maps）を活用した手法です。
これらの対策はすぐに効果がでるというものではありません。
ですがこのクオリティが高ければ高いほど、中長期にわたって効果を発揮してくる手法です。
ネットの普及により、お店とお客様との距離は非常に近くなり、一人のお客様により売上が大きく増えることもあれば、一人のお客様でお店が潰れるといったケースもある時代です。
Googleマイビジネスや、食べログなどの口コミサイトで投稿をすることができることが当たり前になった時代のため、これらの口コミが良ければ良いほど他のお客様が来てみたくなるお店になり、口コミが悪いほど行きたくないお店になってしまいます。
この口コミは通常の広告よりも信憑性が高いと見られるため、この口コミ対策も同時に行うといいでしょう。ただ口コミがサクラばかりだとすぐにバレるのでこの点も注意してくださいね。
初めてあなたのお店を知ったお客様がきたくなる、興味をもつといった情報をあらゆる面（Googleマイビジネス、サイト、口コミサイトなど）で用意をすることが重要となります。
このクオリティが上がれば上がるほど、通常の広告集客の効果も跳ね上がりCVRも高くなるためこのクオリティマーケティングは地道な作業にはなりますがメリットしかない対策になるので開業をしたら一番に行っていただきたい作業となります。
即効性のある集客方法
クオリティマーケティングは中・長期の集客方法です。
ですが、今すぐにでも集客をしたいという方も多くいるはずです。
今すぐ、明日にでも集客をしたいという方向けにいくつかピックアップします。
路上看板
すぐにできることとして路上に看板を設置することです。
ただ道路交通法という点で、「何人も、交通の妨害となるような方法で物件をみだりに道路においてはならない」という前提があるため
道路に看板を置くなら申請を出して許可が必要となります。
ただし敷地内に設置をすることは可能となるので、外を歩いている方から見えるようにすれば問題なくおけるので、取り急ぎ設置をしたいという場合はこの手段をするといいでしょう。
何もしないよりは、設置はしたほうがよく外を歩いている人からみて魅力的に見せることができれば来店してくれる可能性があります。
ポスティング
特に許可は必要ないので、チラシの用意さえされていればすぐにでもできます！効率や効果の面で考えるとあまり良くはない傾向にありますが
何もしないよりマシだと考える方は是非この方法を試してください。
チラシ配り
道路使用許可申請が必要になるので、すぐには難しいですが
一応すぐにできる方法の一つです。
ただしポスティングと同様に効果の面は低い傾向にあります、客引きは違法なのでそのようなことはしないでくださいね。
WEBサイト集客事例
WEBサイトを活用は現在必須となる集客方法です。
クオリティマーケティングともつながりが非常に関連性も高いのでこのWEBサイトの集客も上手く活用しましょう。
またこの集客は上手くいけば費用帯効果も非常に高いというのが特徴です。
検索エンジン（SEO）集客
SEOは（Search Engine Optimizationの略称）検索エンジンの最適化を目的とした対策になります。
ピンとこない方も多いと思いますが
例えば、あなたのお店の名前を検索したときに、あなたのお店が1ページ目の最上部に上がっていないと問題がありますよね。
せっかくお客様があなたのお店を知って検索をしてくれても、サイトページが表示されていないとこのお店は何のお店なのか、口コミはしっかりしているのか何もわかりません。
このSEO対策は非常に奥が深くただサイトを作れば良いというわけではありません。
このSEOについてよくわからないという場合は専門業者に依頼をするようにしてください。
取り急ぎ自分のお店の名前だけ上位に表示させておきたいという場合はタイトルタグの部分にしっかり自分の店の名前を記載してサイトを作ればある程度上位に表示されるはずです。
ただし競合で同じ名前の店がいくつもすでにある場合は難易度は高くなります。
WEB広告
次にWEB広告を活用した集客の方法です。
WEB広告の集客にも多くの手法があるので効果を見極めながら実施をするようにしましょう。
リスティング広告
WEB広告を使う手段として一番オーソドックスな手法がリスティング広告です。
このリスティング広告はGoogleとYahoo上で出稿することができます。
プラットフォーム上は別になり、顧客の年齢層が高いならYahooを検討してもいいかもしれませんが、特別な理由がない限りはGoogleで出稿を行うのがおすすめです。理由としては殆どの方がGoogleを活用しているからという理由だけです。
リスティング広告は検索キーワードを指定してそのキーワードで上位表示をさせてくれるといったもので、顕在層よりの広告手法です。
クリック単価のオークション制となり、調整を間違えると予想以上の広告費用をつかってしまうということにもなるので設定はちゃんとしましょう。
購買などネットショッピングでよく活用がされます。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告はふだん私たちが何気なくみているサイトに表示されるバナーの広告です。
皆さんもお気づきだとは思いますが、まったく興味のないのに広告が表示されたりもするので、認知させるために使われることが多くあります。
これもリスティングと同様にGoogleとYahooがベターです。
Youtube広告
ユーチューブ広告はGoogle広告の開設していればできる広告です。
最近では多くの方がユーチューブ広告に手をだしているため、単価も高騰傾向です。
こちらも認知を目的として使われることが多くあります。
漫画広告もなかなか廃れないですね。
アフィリエイト
リスクをなるべく減らして広告をしたいという方にはアフィリエイトもおすすめです。
アフィリエイトは成果報酬という形態となり、購入をされたら、その分の対価を支払うというものです。
即効性の効果としては薄いですが低リスクではあるので検討をするのもありです。
注意点として大手のA8の場合は固定費用がかかるため
固定費用のかからない、もしもアフィリエイエイトや、マネートラックなどが比較的に始めやすいASPとなります。
大手メディアへの掲載（食べログ等の）
費用はかかりますが
すでに認知力の高い大手のメディアに掲載をすることで露出力があがります。
ただし、この掲載によって露出面は増えますが
その分費用が発生することや、メディアへの依存度が高くなることで不利益が生じる可能性もあります。
これらを踏まえたうえで判断をしましょう。
またこの大手メディアに掲載される口コミによって大きく売上が左右される可能性があるというのもポイントです。
SNS広告集客
最もCV（成約）しやすい、集客手段の一つとしてあるのがSNSやを活用した広告集客です。
Facebook広告
フェイスブックを見ている方に表示がされる広告です。
フェイスブックは比較的に購買意欲の高い方が見る傾向にあり、効果の面で非常に高い広告です。
注意点として、フェイスブック広告は広告の表現方法によっては配信できない表現があり、ひどいものに関してはアカウントが停止になるため慎重に運用をしてください。
インスタグラム広告
インスタ広告もフェイスブックと同様に効果の高い広告です、
特に女性をターゲットにしたものと非常に相性がいいです。
ちなみにインスタ広告はフェイスブック広告と同様で、フェイスブック広告を運用している場合は気づかぬうちにインスタ広告をしているなんて人もいます。
Twitter広告
ツイッターを活用した広告になりますが
アプロダウンロードなどの広告が多い傾向にあり、フェイスブックやインスタと比べると見ている層が暇つぶしをしているという方が多く。問い合わせ率という点では低い傾向にあります。
ですがツイッターはリツイートやいいねがしやすいということもあり拡散力という面では非常に強いSNSです。
上手く活用をすれば認知拡大という点で非常に有効です
おすすめの集客方法事例
次に業種ごとの集客方法の事例について紹介をします。
飲食店の集客
飲食店の開業をしてから、なかなかお客様が来店しないことで苦戦をしている、新型感染症の影響により大打撃をうけているという店を多い現状になりますが
飲食店で集客を行う方法として有効になるのが
インスタグラムと口コミによるクオリティマーケティングの実施となります。
インスタグラムを活用することで、あなたのお店の料理を見てもらうことができ、フォロワーが増えていくほど無料でアプローチをすることができます。
新規で知ったお客様、認知をしたお客様があなたのお店をしった際に口コミを検索した際にも良い口コミばかりになっているようにして
来店したいと思わせるというのもポイントです。
来店をしてくれたお客様に対しては、なるべくLINE＠などの登録をしてもらうように誘導をするといいでしょう。LINE＠に登録すればその場で10％引きなどすると大体のお客様は対応をしてくれます。
LINE＠に登録をしてもらえればその後再来店を促すアプローチもしやすくなります。
小売店の集客
小売店の開業後の集客の場合、ECサイトも併用して実施をしているというお店が多いのが現状となります。
ECを行いたくないという場合はあなたのお店にきたいと思わせるものが必要となり、この日は何％OFFなどお客様にとってくることで大きなメリットを訴求するというのがポイントです。
美容院の集客
美容院の場合、ホットペッパービューティーなど強力な集客プラットフォームがあるため、ここはきっても切り離せないかもしれません。
なるべくこれらを活用しない場合は
SNS等を活用してあなたの美容院にきたくなる画像の投稿を行い訴求をすることやGoogleマイビジネスに情報を充足させるなど、あらゆる手段を使いましょう。
地域密着型なのであればポスティングやチラシ配りなども行うといいでしょう。
どうしても集客ができない場合は無料でカットモデルなってもらい、その後きてもらえるようにするという手段もあります。
まとめ
今回はお店を開業した後の集客方法について紹介をさせていただきました。
集客でお悩みの方は是非参考にしてください。
難しい設定などよくわからないという方の場合は一度プロに相談して設定をお願いするという手段もあるので検討をするといいでしょう。
