自宅でパン屋を開いたら、初期費用も少なくて済むのではないか
自宅でプレハブをつくって販売をする手段もあるのではないかと考えたこともある人もいることでしょう。
今回は自宅でパン屋を開くメリットデメリット、プレハブで開業する良さについて紹介をしていきます。
自宅でパン屋を開業
賃貸などでパン屋を開業するのと自宅でパン屋を開業をしてもどちらにしてもランニングコストはかかります。
自宅でパン屋を開業する場合必要となる資金は以下の通りです。
自宅でパン屋を開業する流れ
自宅でパン屋を開業する流れとしては
まず最低限に必要となる資格の取得から、どんなパン屋にしたいのかという基礎となるコンセプト決めを決めるといいでしょう、大まかな流れとしてはパン屋の開業の流れと変わりはありません。
ただし、自宅のキッチンを改装するのか、それとも庭にプレハブを作ってやるのかなどのスタイルを決める必要があるので、戦略を考えて開業をするようにしてください。
初期費用
- 自宅リフォーム費用
- 厨房機器・備品費用
- 資格取得費用
- 宣伝費用
- ランニングコスト
主にこれらの費用が必要になることが想定されます。
自宅リフォーム費用
自宅リフォーム費用については自宅でどれくらいの規模でリフォームをするかによって大幅に必要なる費用は変わります。
厨房設備をリフォームすることを考えると60万～250万以上とこだわればこだわるほど費用感は変わってくるでしょう。
その他にも販売するスペースが必要となるので、
どんなイメージでオープンしたいかなど。自宅でパン屋を開業している方を参考にすることがおすすめです。
探し方は自宅 パン屋と検索をして画像一覧から検索をすればいろいろな自宅兼パン屋をやっている家をみることができます。
厨房機器・備品費用
備品として必要となるものは業務用のオーブンからミキサーなどパン作りにかかせないものが必須となります。中古品などを活用すればある程度費用は抑えることがはできますが、40万円前後は必要になることが想定されます。
資格取得費用
パン屋を開業する上で必要となる資格は飲食店営業許可・食品衛生責任者・菓子製造業許可が最低限必須となる資格となります。
この3つを取得するために必要となる費用は合計で4万2千円前後となり
詳しくパン屋の開業に必要ととなる資格について知りたい方はこちらを参考にしてください。
宣伝費用
どれくらいの費用を使って宣伝するかは、人それぞれで正しい宣伝費用というものはありませんが
最初はチラシなどを印刷して費用の節約をするといいかもしれません。
ランニングコスト
初期費用として見落としてしまいがちなのはランニングコストです。
ランニングコストとして仕入れをするための費用から水道代金、光熱費など必ず金額をかけなけらばならないものがあります。
なるべくこのランニング費用を抑えながら、安定して運営ができるまで節約して運営をしてください。
プレハブと自宅ならどっちがおすすめ?
コストをなるべく抑えたいならプレハブで行うことがおすすめです。
4坪程度で70万円前後でプレハブは購入することができますが、自宅のリフォームを行うとその倍以上の金額が必要となることが多いです。
また自宅だと生活と仕事が混同となってしまう可能性もあるため、人によっては後悔をすることもあるかもしれません。その他にもブレーカー容量を上げる必要があったりと工事費用はかさみがちです。
また庭が広いならプレハブ以外にもコンテナハウスという選択もできるので資金と相談をしながら決めていきましょう。
自宅でパン屋をするメリット
メリット面として非常に大きいのは、賃貸契約をして開業をするより
初期費用は大きく抑えることができます。
パン屋の店舗開業の場合初期費用は2000万円ほど必要になることもあり
自宅なら、そこまで大きな費用は必要になりません。
規模としては店舗で開業するより小さくなってしまいますが、自宅のスペースを有効活用して最低限の範囲で運営をすることができ自宅でパン屋をするのは、あまり無理な投資をすることなく始めることができるという点です。
デメリット・注意点
自宅でパン屋をする上でのデメリットとして
規模が小さいことから、売上という面では通常の店舗より大きくはしにくくなります。
また自宅ということになるので、家族も生活するスペースで商売をするということになり、生活と仕事が混じってしまいがちになるためなるべく生活と切り離すようにして家族が生活がしにくいということは避けるようにしてください。
その他にもパン作りとなると朝の早い時間からパン作りをすることになり
その時間によって家族の生活リズムを乱してしまうなんてことも考えられるため、なるべく家族の生活リズムに合わせたり切り離すようにして運営を心がけてください
まとめ
今回は自宅でパン屋を開業するときの注意点について紹介をさせていただきました。
自宅の開業は比較的リスクも抑えておこなうことができる開業方法の一つになるので是非検討の一つにいれてみてください。
