お好み焼きは家でも作ることができる料理ですが、外食で食べる本格的なお好み焼きもすごく美味しいですよね。特に本場のお好み焼きを食べると家で作るお好み焼きとはまったく美味しさが違います。
そして自分でもお好み焼き屋を開業してみたいと思う人もいるのではないでしょうか?今回はお好み焼き屋の開業について紹介をさせていただきます。
目次
お好み焼き屋の開業について
お好み焼き屋の開業をするためのポイントをまずは解説を行います。
お好み焼き屋を開業するために必要になるものとして、最低限開業資金としてお金を集めることが必要です。
お好み焼き屋の開業資金
必要な費用として、お好み焼き屋を開業するための物件が必要になるので物件を取得するための費用、その物件をお店にするための内装工事費用、料理をするための厨房設備を用意する必要があります。
これらの費用だけでも相場観として500万円前後は必要になります。
またこれは平均的な費用になるため、内装や物件の立地条件によって大きく左右がされてしまうので、まずは自分がどの立地でお好み焼き屋を始め質のかなど決めることが必要です。
その他にもお好み焼き屋になるので徹pなの用意から、お客様のテーブルにも置くことを考えているならテーブルにも用意をする必要があり、内装はこだわればこだわるほど費用は高額になっていきます。
居抜き物件なら費用を抑えられる
なるべく費用を抑えて物件を借りたい、内装工事費用もなるべく安く済ませたいなら居抜き物件を探すようにしてください。
居抜き物件ならある程度厨房設備等ととのっているのと仮にその物件がお好み焼き屋をやっていたなら、大幅に設備を用意する資金を抑えることができます。
注意点として、居抜き物件になっているということはその物件でお店をやって儲からなかった可能性や、うまくいかなかったことから物件をでている可能性も考えられます。そのような観点も踏まえて検討をするようにしましょう。
必要な資格
食品衛生責任者が必要になります
お好み焼き屋を開業するために必要な資格としてはこの資格だけで問題はなく、お好み焼き屋だから取得しないといけないものはありません。
またお店の収容人数が30人以上のお店を開業するなら防火管理者という資格も必須になるので、収容人数の点も注意してくださいね。
必要な届け出
- 開業届け
- 食品営業許可
- 放火対象物使用開始届
- 火を使用する設備等の設置届
- 社会保険や雇用保険の手続き
必要な届け出としては、事業を始めるために必要になる開業届けの他にもスタッフを雇う場合なら社会保険の手続きなどもろももろの届け出が必要になるので忘れないようにしましょう。
開業の流れについて
開業をするために資金を集めることも重要な事項になりますが。まず最初にするべきことがあります。
それがあなたのお好み焼き屋のコンセプトを作ることです。コンセプトをしっかりと決めてから、物件の選定や事業計画を作ることで確度の高い経営を行うことができるようになります。
関連記事:コンセプトの作り方|開業するために必要な決め方の手順を解説
補助金・助成金などの融資について
開業するための費用が足りない、融資を検討している方の場合、日本政策金融公庫で融資を受けるように取り組みをしてみましょう。融資制度には様々な種類のものがあり新規事業資金などあるため日本政策金融公の公式サイトを確認してみることあおすすめです。
また融資は運転資金だとハードルが高いので、設備資金としての融資をうけるといいでしょう。
補助金・助成金
- 創業補助金
- 事業継承補助金
- 地域再生中小企業像行助成金
- 商工会議所や商工会
補助金や助成金としてもこれらの種類があるので、条件にあったものを探してみてください。
関連記事:開業支援|助成金・補助金が必要な理由!違いから多くの制度を知ることが大切
儲からない理由
お好み焼き屋の開業と調べると儲からないというサジェストが表示されます。
お好み焼き屋が儲かるには結論から言うと難しいというの答えになります。これは飲食店業界すべてにあてはまりますが、成功する店もあれば失敗する店もあるからです。
お好み焼き屋が儲からないかどうかは原価をみてまずは判断をしていきましょう。
お好み焼きの原価について
お好み焼きの原価は、原価率として20%~25%と言われています。
飲食業界の原価率がだいたい30%前後になるので原価率の面では低いことがわかります。
お好み焼きを作るための材料は
- お好み焼き粉
- キャベツ
- 豚バラ肉
- 紅ショウガ
- 青のり
- かつおぶし
- 天かす
- 卵
- 出汁
- 油
- ソース
- マヨネーズ
材料としてはこれらになり原価となる材料費用は150円前後となります。その他にも卵やお好み焼きの粉、豚バラは値上げしたり価格変動があるので安定的な原価にはなりません。
これだけ見るとお好み焼きの原価率が低いことから儲かるように感じますが、固定費用としてかかる物件費用や雇っているスタッフの費用は原価に関係なく費用がかかります。
そしてお客さんがお店に来店をしなければ、利益をえることはできません、いかにお店にお客様を集客することが大切となり、お好み焼き以外にもメニューを増やし注文をたくさんしてもらうようにするなど何かしら営業をする工夫をする必要があるでしょう。