開業・経営

小料理屋の定義!スナックとの違いから、おしゃれな雰囲気にする方法まで解説![開業]

小料理屋の開業

飲食店の開業をしようと漠然と考えているとき小料理屋もやってみたいな。。と思ったことはあるのではないでしょうか?
ところで、あなたは何をもってして小料理屋になるのかご存知でしょうか?
イメージとして、小料理屋は趣のあるような歴史を感じる料理屋さんというイメージが強いですよね。
今回はそんな小料理屋について紹介をします。

小料理屋とは

小料理屋の定義は法律上で決まっているものではありません。
ただし一般的な小料理屋のイメージとしては
居酒屋と割烹の中間のイメージとなりまうす。
コトバンクの引用をもってくるとこのような定義となります。


簡単な料理と酒とを供する和風の飲食店。

コトバンクより

料理に合うお酒を提供するお店となり、カテゴリ上は居酒屋に分類にあるとも言われています。
だいたい小料理屋の経営は1人~2人ほどで運営がされます。
だいたいの小料理屋はカウンター席である場合が多く小規模で経営・開業する方が多いです。

居酒屋の小さいお店というイメージですね。

コンセプトについて

簡単な料理を和食で提供するだけなら、そこまでのコンセプトを作らなくても簡単に開店ができるような気がしてしまいますが
コンセプトがある程度固まっているからこそ。シンプルなコンセプトの中に独自性や差別化を作っていかなければ競合に勝たなければなりません。
コンセプトの作り方については、別の記事で紹介をしているのでそちらをご確認ください。

違いについて

小料理屋と他のカテゴリのお店の違いについて解説を行います。
小料理屋と似ている店舗の分類としては

・居酒屋
・割烹
・料亭

などがあるのでこれらを参考にしながらコンセプト作りをするのもおすすめです。

スナックとの違い

小料理屋とスナックの違いとして
スナックは女性がカウンター越しに接客をしてくれるお店のことをいい、小料理屋とは大きく違いがあります

日本では「スナック」と略され、一般に女性がカウンター越しに接客する飲酒店を指す。店の責任者は女性であることが多く、その女性は「ママ」と呼ばれる。深夜0時以降まで営業している店が多い。客が酒や軽食を口にしながら、「ママ」や店員、あるいは客同士で会話を楽しんだり、カラオケを歌ったりするのが主たるサービス。

ウィキペディアより

居酒屋との違い

居酒屋は小料理屋より規模が大きく、お酒と、お酒に合う料理を提供してくれるお店のことをいい、小料理屋と位置づけとしては同じとなり、お酒の種類や料理が多く、座席数も多いという特徴があります。

割烹との違い

割烹とは、料理は懐石をカジュアルに提供するお店のこと。
小料理屋とは、一般的な家庭料理やちょっとした美味しい料理を提供するお店のことです。
割烹と小料理屋の違いは、料亭風の料理を気軽に楽しめる店なのか、一般家庭の料理や一工夫した料理を楽しめる店なのかということです。

料亭との違い

料亭といえば、高級な日本料理のお店というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?イメージの通り、料亭は居酒屋や割烹より料金が高く敷居も高いお店となります。
接待や宴会や密会などに使用がされることが多いです。
料理以外にも庭から器まで、日本文化を味わうことができるのも一つの特徴となり
小料理屋とは分類としては別のものになります。

小料理屋の開業する前に

小料理屋の開業は前述したとおり
コンセプトの設計が重要なポイントとなります。
小料理屋といってもどんな時にお客様が来たいと思ってくれるのか
お酒と料理を食べるなら居酒屋で充分とさえ思ってしまうため、どんなときに小料理屋に行きたいと思うのか。隣に居酒屋があっても小料理屋に運びたくなる理由などいろいろと見つけてみましょう。

差別化・独自性をだすために

居酒屋など他の競合となる店に対して小料理屋を開業をするなら
他の店との違い、あなたの小料理屋にきてくれるポイントを作り出す必要があります。
差別化の出し方として、一番簡単な方法は料理やお酒の価格を他の店より安くするということができます。
ただこの価格競争はすればするほど、自分自信の首をしめていくことになる可能性が高いため、損益分岐点を考えながら価格の設定をするのがおすすめです。
お店によっては、お客さんがくればくるほど赤字になるというような価格設定でやっているお店もありますがあまり真似はしないほうがいいでしょう。

アピールするなら、料理がとにかく美味しかったり、店長がおもしろい等の名物にしたり
割烹レベルの料理がリーズナブルな金額で食べることができるなど、様々な確度でアピールすることができます。
ただあれもこれもやるとコンセプトがぶれた小料理屋になってしまうので特化をさせた小料理屋にしましょう。
ただその特化をさせるといっても、ニッチな特化だと需要があまりないということもあるので、需要の調査も忘れずにきめるようにしてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?
今回は小料理屋について紹介をさせていただきました。

小料理屋は居酒屋と比べ、土地の大きさも必要なく資金も大きくかからない傾向があります。
飲食店の開業方法について詳しく知りたいという方はこちらのページから参考にしてくださいね。