塾の開業をするにあたって今回は失敗しないためのポイントから必要な資金について解説をおこないます。
塾業界は年間倒産数が60件以上あり競争が激しい世界になります。
その他にも現在は少子化で年々こどもの数は減少傾向になりこの業界を生き残るためのポイントなど紹介をさせていただきます。
塾の開業をするために
塾の開業をするにあたってまずやるべきことは、何を教える塾にするべきかコンセプトづくりからはじまります。
塾は参入書癖が低く教える技術させあれば誰にでもできることができることから多くの方が参入をしてきています。そのため何かしらの差別化をすることができないと生き抜くことは難しいのが現状です。
小さな塾の開業
自分ひとりだけでやるという場合は小さな塾を開業することを検討される方も多いと思います。
その場合は必要最低限の設備を用意する形で問題がないので費用としてはあまりかからずリスクも低いメリットがあります。
メリット
- 低コストで開業が可能
- 低リスク
- 大手と差別化をしやすい
デメリット
- 集客が難しい
- 売上があげにくい
必要な備品
- 机
- イス
- ホワイトボード
- 棚
最低限これらのものがあれば小さな塾なら開業をすることができます。
何人か生徒を保つ場合はロッカーなどもあっていいかもしれませんね。
必要な費用
塾の開業で必要になる費用としては最低でも200万円以上の費用が必要になることが考えられます。
スタッフの雇用や立地や内装などにこだわる場合は1000万円以上の費用を用意しておくといいでしょう。
必要な資格
塾の開業に必要な資格というものは特にありません。
ただし開業届けの提出は必須になるので提出をするようにしましょう。
失敗しないポイント
- サービスの質
- 大手に負けない独自性
- 立地
- 集客力
- 価格競争をしない
サービスの質
何より大事にしなければならないのが、サービス力です。
仮に入会をしてくれた方がいても満足野いかない結果やサービス面の質が悪ければ口コミに悪評を書かれたりしてしまいますし
何より続けてくれなくなります。
大手に負けない独自性
大手の塾と同じことをすれば、人がくると思っていたら大間違いです。
仮にまったく同じ内容、同じ内容の指導だとしても
全く情報をもっていない人質からすれば安心感の高い有名な塾にいきたいはずです。
大手の塾には真似することのできなにような独自性の高いサービスを導入しましょう。
立地
開業するための費用として絶対にかかる費用の部分になりますが
あまりコストをかけたくないという理由で自宅や誰も通らないような立地を選ぶのはしないようにしてください。
まず自宅だと、知り合いでもない限り初めてくるという方にとってハードルが高すぎます。
そして誰も通らない立地を選べば今後通うということを考えたときのネックになり敬遠をされてしまいます。
関連記事:物件選定のポイント!失敗しない開業・出店場所の決め方を解説
集客力
開業をしても、まだあなたの開業した塾を知っているという人はほとんどいません。そのため認知をさせていくための集客を行いましょう。
関連記事:店舗集客の方法|効果のあるPR、アイデアの事例集付き
価格競争をしない
安ければ人がたくさんくるという考えをもたないようにしてください。
たしかに価格は非常に重要なポイントになりますが
一度値下げをするクセがついてしまうと、今後ずっと値下げをしていくような手法をとることになってしまうかもしれません。
経営をしていく観点からどの価格設定なら利益を生み出すことができるのか、適正価格はいくらになるのかと判断をした上で価格設定をしましょう。
塾の種類について
- 集団指導
- 個別指導
- 少人数指導・グループ指導
- オンライン指導
塾の種類にも様々な種類の塾があります。
特に最近は新型感染症の影響で、教室での集団指導は敬遠がされる時代です。
そのためオンライン指導に力をいれる塾が多くなっている傾向にありつつあります。
今後新型感染症が収まっていけば直接の個別指導や集団指導なども活性化してくることが想定されるので、どんな塾を開業をするかよく検討を行いましょう。