店舗デザイン・内装

店舗設計|費用と店舗デザインで売上が大きく左右される

店舗設計

開業を進めていく上で誰しもが必ず考えることの一つとして店舗設計があります。
初期費用をなるべく抑えるために適当な店舗設計をしてしまうと後々後悔することになりかねません。
今回は店舗設計、店舗デザインをするために必要となる費用から店舗設計を進める中で抑えるべきポイントについて紹介をさせていただきます。

店舗設計・店舗デザインについて

店舗設計とは、言葉の通りとなり店舗の設計計画のことをいいます。
この設計計画というのは内装以外にも家具や什器など店舗を開業をするうえで必要となるものも含まれます。
その他に店舗を開業する前にスタッフからお客様が通る導線から備品等のは位置レイアウトまで設計をします。
壁の色から店の電気の色も店の雰囲気を決める重要なポイントになるのでこれらもトータルで作業を行うことを店舗設計といいます。

重要なポイント

  • コンセプト
  • 価格設定
  • 滞在時間と客層
  • 配置
  • 立地との調和

コンセプト

店舗設計をする上で重要となるポイントはコンセプトにあります。
これは店舗開業をする最初の段階で決めるべきポイントとなるので、この段階でコンセプトがまだ決まっていないという方は早急にコンセプトヲキmてください。
コンセプトはあなたのお店でどんなサービスをどんなお客様に、どんな時間を提供したいのか、どう思ってほしい店なのかなるべく具体的に決めましょう。このコンセプトがしっかり決まっていると依頼をするデザイナーも仕事を進めやすくなります。

価格設定

あなたのお店で設定をしようとしている価格帯がどれくらいになるのかも重要なポイントです。
低価格帯を売りにしている店舗なのに、高級感のある店舗になってしまった場合、店舗イメージとズレが大きくなってしまい
お客様がイメージと違うということで、来店されにくかったり、こなくなってしまうということもあります。

滞在時間と客層

コンセプトの部分と少しかぶる部分にはなりますが
あなたのお店でお客様がどれくらいの時間いることを想定しているかも明確に決めておきましょう
長時間いることを想定している店舗にするならその分の席数の確保が必要になるのかなど
動線づくりも踏まえて効率的に運営をできるようにするために必要なポインドです。

配置

店舗を運営する中で、作業効率を上げる配置にすることは非常に重要です。
配置が異なるだけで作業スピードは大きく変わり、時間のロスも少なくなります。
こだわりの部分や譲れない部分がある場合はその部分を覗いて効率的に運営をすることができる配置にすることを意識してください。
この配置は位置以外にも、棚の高さや広さも影響がでるので、その点も含め工夫をしてください。

立地との調和

立地によっても店舗の雰囲気は大きく左右されます。
夜の繁華街のようなところに、落ち着いた雰囲気のカフェがあることをみたことがありますか?多くは居酒屋やバーのお店がほとんどだということはそういうことです。
立地選びは非常に重要なポイントとなり、依頼をしている時点ではすでにもう立地は決まっているはずなので
決まっている立地の雰囲気に合わせて浮きすぎない店にするといいでしょう。
ただ同調しすぎると、たくさんある店の一つにしかみられないため浮きすぎない独自性も必要にはなります。

費用について

  • 設計費
  • 施工費

大きく分けてこの2つの費用がかかります。
店舗設計の費用の相場は、業態や規模によって大きく異なります。
居抜き物件の場合なら200万円前後の費用で収まることもありますが、スケルトン物件の場合なら1500万円前後、居抜き物件で全面改装をする場合でも500万円前後の費用がかかります。
その他にも業態によって飲食店なのかエステなのかでも必要となる備品も異なってきますので、専門スタッフに費用感を相談しながら決めていくことが必要となります。

設計費用

坪単価3万~10万円前後が相場感となっていて、総施工費から費用を決める場合は総施工費の10%から15%程度となります。
この両立はJCD(一般社団法人 日本商環境デザイン協会)のマニュアル上でも推奨がされているため一つの基準としてみてください。
通常店舗デザインだけをする会社の場合は坪単価で費用が発生しやすく、一貫して施工も対応する会社は施工費の割合で算出する傾向にあります。

設計費用は打ち合わせをしたあと発注側の要望やイメージを聞き出し図面やパース図を作成する費用のことをいいます。
この設計で使う棚からレジを置く配置、テーブル、椅子の他にも空間設備としての流すスピーカーまで一通りの基本的な設計をしてくれます。
店舗の業態でこれらの設計費は代わり、小売店は比較的低価格で収まる傾向にありますが、飲食店の場合は保健所への対応もする必要があるため排気や給排水のことも考慮をするため費用が上がる傾向があり、テナント出店の場合なら商業施設の内装監査室とのやり取りも発生することからその分の料金が上乗せされてしまいます。

施工費用

前述したとおり居抜き物件の場合の施工費は300万円前後となりスケルトン物件の場合2000万円前後します。
施工費は図面にの通りに施工をする際にかかる費用となります。
塗装から壁紙の貼り替えの対応、床、ガスや配管、インテリアから看板まで対応を行ってくれます。設備の増設などをする場合はさらに料金が高くなってしまいます。

特にスケルトン物件の場合は、ガスの工事から一通り施工をしなければならないので料金は高くなります。

まとめ

今回は店舗設計について紹介をさせていただきました。
店舗開業する中でも内装の雰囲気が異なるだけで収益に大きく影響があります。
信頼のできるプロと相談をしながらしっかりと店舗設計をしていきましょう。