会社員をしている方でもいつかは自分の店をもって開業をしたい。
脱サラして開業するための準備期間として今がんばって会社員として働いている。
お金はたまったけど、脱サラするのに勇気がでてこない。そんなことを思っている方も多いのではないでしょうか?
今回は脱サラをして開業を目指している人向けに紹介をさせていただきます
目次
脱サラ失敗談
脱サラをして開業をしたけど失敗をしてすぐにお店を締めることになってしまうという方は多くいます。まずはその失敗談から紹介していきましょう
飲食店を開業して失敗
サラリーマンをしていたAさんは、誰かの下で働くことに嫌気がさし、脱サラして飲食店の開業をしました。
オープン当初は友達や知り合いがきてくれたこともあり、ほそぼそやっていけていましたが、少しずつ客足は減っていき、材料費用の高騰などにより経営はどんどん圧迫していきました。
打開策として営業時間を長くし、人件費用を抑えようとしたり努力をしていましたが、軌道にのせることはできずそのままお店を締めてしまいました。
マッサージ店を開業して失敗
リーマンショックの時期に会社が不景気にあり独立し興味のあったマッサージ店を開業した方がいます。
この方は戦略設計の甘さから最初の初期費用により貯金がほとんどなくなり、毎月ギリギリの状態で経営をすることとなってしまいました。
パン屋の開業をして失敗
パン屋の開業をした夫婦がいましたが、経営知識からスタッフを上手く活用しての経営、労働時間が過労死ラインにまでなってしまったことなど、将来的な不安から廃業を決意したという方もいます。
脱サラ成功体験談
失敗体験談はおおくありますが、もちろん脱サラで成功をしている方もいます。
【初インタビュー】初めて描いた漫画が赤塚賞佳作! 話題のジャンプ連載作『僕とロボコ』連載1周年突破記念、本人に聞く「脱サラから『ジャンプ』作家・宮崎周平の誕生まで」(前編) / https://t.co/NjHC6lgzNX
— 週プレNEWS (@shupure_news) July 11, 2021
2021年で脱サラしてで自分のやりたいことをやるという意味で成功した方はこの方なのではないかと思います。
脱サラの成功率
成功率としては5%前後です。
ただしこの成功は人によって成功と失敗のボーダーラインが曖昧なので開業してから、どれくらいの年数やっていけるかに焦点をあてていきましょう。
創業から5年後は15.0%、10年後は6.3%。20年後はなんと0.3%です。
日経ビジネスより
脱サラして成功する方は多くないのが現実です。
特にお店を構える場合、固定費用としてかかるお金も最初の頃は非常に苦しい思いをするという方も多くあります。
さらに2021年の現在新型感染症の影響により飲食店の場合はさらに生存していくのは難しい時代となってきています。
そしてこれらの時代、これからどうなっていくのか誰にもわからないというのが現実です。
脱サラをする理由
あなたは脱サラをなんでしたいと思っていますか?脱サラをする理由は人それぞれありますが
脱サラをする理由として多くいるのが、今働いている職場に対しての不満や将来の不安などから脱サラをするという方が多くいます。
その他の理由として、脱サラをした人を見て自分でもできるのではないかと思ったという方。
そして、自分のやりたいことだから脱サラするという方など理由は様々ではありますが、何かしら理由があります。
これらのことから開業をする理由は、ネガティブ要素とポジティブ要素が含まれることが多くあります。
ただどんな理由であろうと開業するからには成功したいし、長く続けていきたいですよね。
次に脱サラごにおすすめの職種などについて解説を行います。
脱サラ後におすすめの職種
結論としてこの職種がおすすめというものはありません。
あなたの特徴にあったものではないと合わないということもあるため
自分の意志で決めることが重要であります。
ですがそれでも傾向として失敗しにくい特徴があるのでそれを紹介します。。
資金があまりかからない
最初に開業する際の開業費用は大きな負担となります。
そのため、なるべくその費用を抑えることができるかが重要なポイントです。
最初の初期費用で自己資金のほとんどがなくなってしまえば、今後経営をしていくうえで非常に苦しくなります。
そのため最初の開業費用はどれくらいかけられるのか、どれくらいカットできるかを見極めましょう。
ただ開業費用を抑えすぎることによって失敗をすることもあるのでこの点はプロと相談をしながら進めることがおすすめです。
自分の経験を活かせる
独立する際は、自分のもっている経験や知識を降るで活用し、お金を稼ぐことになります。
そのためなるべくあなたがこれまで培ってきた知識や経験を活かしお客様に満足をしてもらえる可能性の高い職種を選ぶといいでしょう。
この自分の経験を活かすものが思い浮かばない場合はあなたのこれまでの職歴や趣味、好きなこと、情熱を持てることを中心に見つけるといいでしょう。
トレンドではなく、安定した需要のある職種
今流行だから、流行っているジャンルで開業をするというのはちょっとまってください。
流行は廃れていくものであり、最初の頃は良くても将来的に安定的に集客をすることができるはわかりません。
どうしても流行っているもので開業をする場合は、その他にも柱となる商品。サービスも一緒にして開業をしましょう。
脱サラ失敗のリスクを減らす方法
脱サラの失敗のリスクを少しでも減らすための方法は、サラリーマン時代に開業しようとしている副業を始めることです。
実際店舗をもつという場合は難しいかもしれませんが、サラリーマンとしても始めることができるものはあります。
副業だけで自分の生活が最低限できるレベルにまでになったら脱サラ、独立開業をするといでしょう。
脱サラにおすすめの資格
- ファイナンシャルプランナー
- 簿記検定3級
- 宅地建物取引士
- 中小企業診断士
- 行政書士
- 税理士
- 社会保険労務士
- 外務員資格
この他にも脱サラ後に行う職種によって必要となる資格や、あると便利な資格はあるので、始めようとしているものに合わせて資格の取得を検討してみてください。
脱サラを成功させるポイント
- 退職を滞りなく行う
- 資金準備
- スキル・知識を身につける
- 業界のリサーチ・調査
- 仕事道具の把握
- 事業計画の作成
- プロへの依頼
退職を滞りなく行う
辞めたくてもなかなか辞めることができない、今までのサービス残業代など払ってもらうことができないなど、何かしらの事情で勤務している会社とトラブルなく辞める、円満退社することが重要です。
何かトラブル等があった時、サービス残業代の請求から告訴状の作成まで検討をしているという方は労働トラブルセンターに一度相談をしてみることがおすすめです。
資金準備
最低限行っておくこととして、資金を用意することです。
開業するには、場合によっては何千万円という金額が必要となり
開業してからも費用は発生し続けます。開業してすぐに利益が大きく出ればその費用も問題ないのかもしれませんが、最初は赤字で経営をしなければならないということも想定をして軌道にのるまで必要となるであろう資金の準備をしておくようにしましょう
スキル・知識を身につける
脱サラをする前になるべく知識をたくさん身につけてください。
脱サラしてから知識を身につけるのは時間的にも経済的にも負担が大きいので、安定して収入が入るうちに隙間時間をみつけて知識を身に着けたり、スキルも取得できるような場所に身を置くようにしましょう。
業界のリサーチ・調査
開業を成功させるためにも、自分が脱サラしてやろうとしているジャンルのリサーチをしましょう。その業界はどれくらい稼ぐことができそうなのか、現在の競合は稼げているのかなど、なるべく詳しく調査をしましょう。
その他にも店舗を出店するならどの立地に店を出すか、競合はどうなのかなど調べることは膨大にあります。
仕事道具の把握
脱サラしてから、あなたの使うことになる仕事道具は何になりますか?
開業後に絶対に必要となる道具は把握しておきましょう。
どれくらいの金額になるか、どの道具を使いたいのかなど決めたおくと必要となる費用も把握しやすくなります。
事業計画の作成
融資を受けるためにも必須となる事業計画は時間ある時に作成をしてみましょう。
この事業計画によって融資を受けることができるかてきないかが左右されます。
プロへの依頼
一人でこれらのことを完璧に行うのは難しく
普段は仕事をしながら勉強をして、競合の調査もするというのは至難です。
そのため物件探しやどのように戦略を設計していくべきか等一度プロに相談をして進めることで効率的に進めることができるようになるので困ったときは一度相談をしてみてください。