ネイルサロンは女性にとってはよく使う施設ですよね。
人によってはいつかはネイリストになってネイルサロンを開業してみたいという方もいると思います。
今回はネイルサロンの開業の仕方について解説をさせていただきます。
目次
ネイルサロンの開業の流れ
- ネイルサロンのコンセプト決め
- 開業するスタイルを決める
- 立地決め
- 届出の提出
ネイルサロンのコンセプト決め
ネイルサロンを開業する流れとして、まずは店舗開業するためにお店のコンセプト設計から立地の検討を行う形となります。
その他にも最初の段階で利益を得るために出店計画、出店戦略をしっかりと固めてから開業準備を進めていきましょう。
最初の戦略から出店する地域、物件選びで誤ると取り返しがつかなくなってしまうこともあります。
そのためなるべく出店する地域などはプロと相談をしながら、進めるようにしてください。
準備すること
- ネイルサロンの屋号を決める
- ロゴの制作
- 名刺の制作
- ホームページやブログの制作
コンセプト決めと一緒に上記の事項も少しずつ始めていってください。
特にホームページなどをこだわる場合は1ヶ月ほどは期間がかかるので、こだわりのホームページを制作したいという場合は必要
開業するスタイルを決める
コンセプト決めが終わったら開業するスタイルを決めましょう
ネイルサロンといっても開業をする種類はいくつかあり、どのような形でネイルサロンを開業するかを決める必要があります。
テナントネイルサロン
テナントネイルサロンの特徴として、テナントに出店をするので集客をしやすく、顧客からしても安心感を与えやすいというのが特徴になります。
堂々とした出店ができるので見た目の上でもキレイなネイルサロンが多いです。
デメリット面としては初期投資に必要となる費用がかかりやすく、ラニングコストが高くなる傾向があります。
その他にも人手が必要な場合はさらにコストがかかるので、テナント等に開業をする場合は、密な出店設計をおこなって開業をさせるようにしてください。
自宅ネイルサロン
自宅ネイルサロンの最大のメリットは最もお金のかかる物件等の費用を抑えることができるという点にあります。
また自分の家でやることになるので、自分の都合にも合わせやすく、出勤時間という概念がいいのもメリットです。
デメリットとしては自宅の生活感がどうしてもでてしまうという点や、テナントにあるネイルサロンと比較して新規のお客様からすると来店しにくいため、集客する難しさがあります。
マンションネイルサロン
マンションネイルサロンの場合、テナントと比較すると費用は抑えられますがそれでも初期費用としての賃料はかかります。
自由度も高く営業できるので、運営をしやすくありますが
マンションの1室の場合、見つけにくい特徴もあり集客は苦戦する傾向にあります。
開業する場所を決める
開業する地域や物件の決め方は非常に重要なポイントになります。
ある程度地域を絞ったり物件を絞ることは一人でもできるかもしれませんが、それ以上に良い地域や物件の情報を紹介してくれるプロの方がいるので、自分の一人だけで調べるのではなく、プロの方と一緒に相談しながら決めていくといいでしょう。
ネイルサロンに必要な資格と届出
必要な資格
ネイルサロンの開業に絶対に必要な資格はありません。
そのため資格の取得をしなければならないなんてことはなく、開業する準備さえしてしまえば問題はありません。
役に立つ資格
ネイリストに特に資格は必要ありませんが、初めてきたお客様に対してある程度安心をしてきていただくために、NPO法人のネイリスト技能検定を取得するのもいいでしょう。
ネイリスト向けの保険
この他にネイルをするにあたり、お客様の爪の状態が悪くなって病院へ通院をすることになったというケースもあります。
それにより治療費用が発生するケースがあるため
そのために賠償責任や損害保険のリスクを避けるために、ネイルサロン専用のネイルサロン賠償責任保険に入っておくと安心です。
必要な届出
- 開業届の届出
ネイルサロンの開業をするための届けでとして必要になるのは開業届けとなりいます。
エステサロン等とは異なり保健所に届ける必要は特になく、税務署に開業届けをだせば完了です。
開業届けの提出するタイミングは収益が少しでもでたら必要になるので、サービスを提供する前に提出しておくと後々面倒事を避けることができます。
開業に必要な備品・経費
- 施術用機械
- ネイル道具費
- 施術用の椅子
- デスク等の基本的な設備
- メニュー表
- ネイルサロンの会員カード
- 予約管理対応するための手段(WEB/電話など)
- 内装費
- 外装費
開業をするために最低限必要となる経費として、これらのものを購入したり外装、内装を行う上で購入をしなければなりません。
特に内装や外装はこだわればこだわるほど高額になってしまうので、あなたが用意できる資金とのバランスを持って検討をしてください。
運用するために必要となる経費
- 水道光熱費
- ネイル材料費
- 通信費
- 店舗賃料
- 集客費用
- 人件費
一つの例となりますが。毎月運用をするために最低限これらがコストとしてかかることになります。
最低限このコストより大きな売上を生み出さないと赤字の運営が確定します。
このコストを上回って利益を大きく生み出すための運営を行っていきましょう。
必要な初期費用
平均費用として200万円~300万円
- 店舗賃貸費:100万円~200万円
- 内装工事代:30万円~100万円
- 家具代:20万円前後
- ネイル用品代:20万円~50万円
- 宣伝広告費:5万円~30万円
上記はあくまで一例となり、スタッフを雇用したり宣伝費をもっとかける場合や、内装をこだわる場合はもっと多くの金額が必要となるため一概にこの金額が絶対に必要というわけではありません。
集客をするための広告宣伝費もケチってしまうとお客様が期待以上にこなかったりするため、最初はケチらずに広告を活用しましょう
なるべく費用帯効果を高めて広告をやりたい場合はプロに相談をして実施をするといいでしょう。
集客する方法について
- チラシ
- ポスティング
- ダイレクトメール
- 情報誌の掲載
- WEB広告
ネイルサロンで来店を促進するために集客する方法として上記のような集客方法が考えられます。
この集客として一番手軽に始められる方法はWEB広告のリスティング広告などが開始しやすいです。
ただし条件としてあなたのネイルサロンのホームページ等が必要になるので、その用意は必須です。
その他にはツイッターやフェイスブック等のSNSを活用して集客をすることもできます。
適切な設定の方法等がよくわからないという場合はプロの方に頼めば全て対応をおこなってくれます。
まとめ
今回はネイルサロンの開業について紹介させていただきました。
ネイルサロンの開業の仕方はやり方によって初期費用を抑えてすぐに始めることができる開業です。
開業資金としては300万円前後はあると比較的安心して開業をすることができるので立地のことも考えて誤りのないように開業をしましょう。